経営事項審査を受けるために(その2)
2010 年 4 月 5 日
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経営事項審査を受けるために(その2)
前回のフローチャートでは、事業年度終了届け、経営状況分析申請という順番になっていましたが、順番はどちらからでもOKです。
経営状況分析申請を先にしておく方が時間的に安心かもしれませんね。
ただ、本日は事業年度終了届けを解説していきます。
まず、①事業年度終了届けを提出します。
通常決算後4ヶ月以内に提出。
3月末決算の会社であれば、5月末までに税理士さんが決算報告書を作成するので、
6月に事業年度終了届けを提出します。
その際に7月の経営事項審査の予約を入れます。
事業年度終了届けの提出書類は、
●事業年度終了届出書(表紙ですね)
●工事経歴書
●直前3年の各事業年度における工事施工金額
●財務諸表
●事業報告書(株式会社のみ)
●納税証明書
以上を2部作成し提出します。
この中で財務諸表がありますが、経営事項審査を受ける場合、
損益計算書は税抜きで作成しなければなりません。
提出書類の中にある工事経歴書ですが、これも経営事項審査を受ける会社と
受けない会社とでは、書き方が違いますので注意しましょう。
次回は経営状況分析申請についてです。
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